技法紹介

■吹きガラス<ホットワーク>

先端を熱した吹き竿と呼ばれる鉄パイプに、高温で熔けたガラスを巻き取り、竿の反対側からガラスの中に息を吹き込み膨らませる技法。その後竿からガラスを外し、作品を仕上げる。
耐熱性の型を作り、そこにガラスを入れて吹き込むことで、型に沿った形を成形する技法を型吹きガラスといい、型を使わず自由に形を成形する技法を宙吹きガラスという。
型吹きでは繊細な形や模様の器が多く、宙吹きでは壷、水差し、日常容器など個性を生かした器が多い。


吹きガラスの発祥の地は紀元前1世紀後のフェニキア(現在のシリア周辺)であると言われている。
手間のかかる従来のガラス技法(コアガラス、モザイクガラス、古代パートドヴェールなど)に変わってガラス製品の大量生産を可能にし、ガラスを日常の容器として急速に広めるきっかけとなった。


ホットワーク

ガラスを高温で溶融し、柔らかい状態で成形する加工技術。
吹きガラス、バーナーワーク等があるが、バーナーワークはホットワークと別に分類されることもある。