技法紹介

■グラヴィール<コールドワーク>

グラヴィールとは英語でホイール・エングレイヴィングといい「彫刻する」という意味を持つ。
純銅の円盤や小さな砥石製のグラインダーを使い、ガラスの表面に凹凸のレリーフを施す技法。絵画と彫刻的な要素を併せ持つ。
細かく繊細な曲線を描くことが出来る為、繊細な絵画表現も可能である。
模様を彫刻する陰刻と、背景を彫って模様を残す陽刻に分けられるが、難易度の高い技法である。


16世紀末頃からボヘミアで使われ始めた技法で、元は宝石の加工技術をガラスに応用したもの。
17〜18世紀にかけて多くの作家が愛した技法。
神話や聖書の物語をはじめ、人物、植物、動物などさまざまなものがモチーフとなっている。


コールドワーク

ホットワークやキルンワークで造形されたガラスに、ルーターやグラインダー等を使い加工をする技法のこと。表面の仕上げや文様を彫刻する為に用いられる。
サンドブラスト、グラヴィール、カットガラス(日本でいう切子硝子)等がある。